SP72の詳細

有人およびセルフレジのレーンに求められる 迅速なチェックアウト

店舗に最適なチェックアウトソリューションを実現

コンパクトな縦型SP72-Vは、カウンターに置いたり、壁面や台に取り付けたりできます。また、フラットフェースなので、セルフレジの本体やキオスクにたやすく収まります。横型のSP72-Hは、場所を取らないインカウンターデザインで、それまで取り付けられていた一般的なものと容易に入れ替えることができます。必要な機能レベルを選ぶことができます。SP7201はPOSに不可欠な機能をすべて備え、高性能スキャンに対応します。プレミアムなSP7208は、同じ高性能に加え、損失防止など、ビジョンベースの用途に適したカラーカメラオプションをはじめ、先進的な機能を提供します。

スワイプするだけでスキャンできるので、チェックアウトがこれまでにないほど高速化

スワイプスピードの速さと読み取りエリアの大きさにより、SP72シリーズはスキャンが自慢です。バーコードはかざすと同時に読み取ることができます。バーコードの位置を正確に合わせる必要がないので、レジ担当者は顧客対応に集中でき、セルフレジのユーザーはシームレスな体験が得られます。

あらゆるレジレーンの流れを維持

SP72シリーズは、高解像度の2.3メガピクセルセンサーとZebra独自のPRZMインテリジェントイメージングテクノロジーによって、1D、2D、Digimarc®、紙面、モバイルのほぼあらゆるバーコードで比類のない性能を発揮します。印刷不良、破損している、皺が寄っている、薄くなっている場合を含め、SP72シリーズはすべてのバーコードを読み取ることができます。さらにオフセット照明により、ガラス瓶、携帯電話、セロファン包装の反射するバーコードでも、問題なくスキャンできます。

セルフレジの投資対効果（ROI）向上 - 損失の低減

ビジョンソリューションで新たな業務用途が実現

縦型SM72-Vは、2.3MPのカラーカメラオプションを備えた初のシングルプレーンスキャナです。²カメラが大きな視野をもたらし、最小レベルの詳細でもキャプチャできるので、セルフレジでの損失と不正の最小化に役立つビジョンベースの豊富なアプリケーションが使用できます。たとえば、安価な品目のバーコードが高価な購入品目に適用されている場合、アプリケーションでスキャンした品目と関連バーコードの不一致を突き止めることができます。また、ライブビデオストリーミングがあると、顧客にチェックアウト時の不正を思いとどまらせることができます。

非デコードイベントアラートで損失を防止

SP72シリーズを利用すると、ユーザーがうっかりスキャンを忘れたか、故意にスキャナを迂回しようとしたかに関係なく、商品が視野を通ったにもかかわらず、バーコードがスキャンされていない事態を突き止めるアプリケーションを開発できます。アラートを開始し、軽減対策を講じて損失を低減することができます。

上向きの「グッドデコード」LEDがビデオベースの損失防止システムと連動します

縦型SM72-Vと横型SP72-Hはどちらも上向きの「グッドデコード」LEDがあり、セルフレジの係員とオーバーヘッドカメラで容易に確認できます。ビデオベースの損失防止システムは、スキャンエリア全体にわたって商品の移動を追跡し、グリーンのLEDで正常なスキャンを確認することができます。

オプションのEASサポートとインターロックによる生産性向上と 損失低減³

CheckpointとSensormaticの電子商品監視（EAS）システムに対応するので、レジが簡素化され、商品のスキャン時にEASタグが解除されます。これによってレジ処理が迅速になるだけではなく、EASタグを解除するためにバーコードをスキャンしなければならないので、「スイートハーティング」などの損失リスクも排除されます。

レジ体験のレベルアップ

目に優しいインテリジェントな照明

SP72シリーズの場合、深赤色の埋め込み照明が点灯するのは、商品がスキャンゾーンにあるときだけなので、レジ係と買い物客の目の負担が軽減されます。低レベルからゼロまで、必要な照明の程度をカスタマイズして、目のストレスをさらに軽減することもできます。

ビープ音に代わるカスタムフィードバックトーン

SP72シリーズは、内蔵または外部スピーカーを使用して、様々な音響フィードバックオプションを提供します。⁴従来のビープ音をお選びいただくか、またはZebraのデジタル／メロディーサウンドライブラリからお選びください。貴社のブランドやカスタマーエクスペリエンスに合わせて、独自のカスタムサウンドを追加することもできます。

ハンドヘルド型スキャナで柔軟性を強化

補助ポートを使用してハンドヘルド型スキャナを追加すると、カートの大型商品や重い商品でも容易にスキャンできます。

選択可能なラベルIDで例外を最小限まで抑制

ご使用のPOSホストが特定のバーコードタイプを認識できないということはないですか？大丈夫です。Zebraの選択可能なラベルIDを利用すると、あるバーコードタイプを別のタイプに変換し（QRコードをコード128に変換するなど）、レジ処理の遅延を引き起こす例外や手作業のデータ入力を排除することができます。

総所有コストの低さ

日常的な信頼性

IP52のシーリング性能が液体こぼれや粉塵から保護します。縦型のSP72-Vは競合他社のモデルと異なり、高い位置に配置された電子回路により、偶発的な液体のこぼれから保護できます。横型のSP72-Hは、必要な耐久性と予算に合わせ、サファイアまたはDLC（ダイヤモンドライクコーティング）ガラスを使用して構成できます。

設置が容易、セットアップが迅速

複数の内蔵インターフェースにより、一般的なあらゆるPOSシステムに適合することが保証され、さらに自動ホスト検知ケーブルによって容易に設置できます。SP72シリーズは、標準のUSBから給電できるので、外部電源の追加に伴う費用と手間を省くことができます。

スキャナから情報を得てデータに基づく意思決定を実現

SP72シリーズとZebraのIoTConnectorを組み合わせて成果を拡大しましょう。このIoT Connectorは、スキャナから指定のIoTエンドポイントにデータを転送する、全面的に自動化されたリアルタイムデータ収集ツールです。その結果、データを掘り起こし、判断するために必要なインサイトをリアルタイムで取得できます。

スキャナのあらゆる要素に関する最新の洞察

リモート診断機能がスキャナ資産情報、稼働状況／統計情報、パラメータ設定値、バーコードデータの記録を自動化し、イベント検証、ブロックチェーントレーサビリティ、パイロットサイトの投資対効果（ROI）生成、トラブルシューティング、予測型の全デバイスに対するトレンド分析に必要な情報を提供します。

Zebra DataCapture DNA、スキャナに組み込まれている優位性

イノベーションで50年以上の実績を誇るZebraです。他社よりスキャンのプロセスをはるかに理解しています。それがZebraのすべてのスキャナにZebra DataCapture DNAを組み込んでいる理由です。一連のソフトウェアツールにより、スキャンプロセスを容易にたどることができます。たとえば、123Scanは独自の設定ウィザードがあり、スキャナ導入のあらゆる手順が簡素化されます。アドバンストデータフォーマットを利用すると、スキャナデータのフォーマットルールを作成し、ワークフローを最適化して業務上の問題を解決することが簡単にできます。先進的な解析ツールを利用すると、キャプチャするデータの種類を増やし、効率的にキャプチャできます。無料で提供される強力な管理ソフトウェアにより、リモート管理が容易にできます。他にも様々な機能を搭載しています。