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Last Update 2024.08.09

無線ミドルウエア『Haisurf3』

無線ミドルウエア『Haisurf3』のサムネイル

HaiSurf3とは

ハンディターミナル/スマートフォンの開発から画面作成、テスト、運用まで一貫して対応できるミドルウェアパッケージです。
HaiSurf3をご利用いただくと、各メーカー及び機種ごとのアプリケーション開発が不要となります。
同一アプリケーションで、他機種、他メーカーでの端末で動作が可能です。
プリンタ対応もしている為、外部デバイスとの連携も可能となります。

HaiSurf 3の特徴

業務用ハンディターミナルと、iOS・Android スマートフォンやタブレットに対応しています。
開発ツールの生産性は高く、アプリケーションは多くのモバイル端末で動作します。

機種ごとのアプリケーション開発は不要です。
画面サイズの違いと、キーボードやカメラ、サウンドの有無などデバイス間の差異はHaiSurf3 が吸収します。
これにより同じ業務に複数の機種を混在させたり、機器の入れ替えを柔軟に行うことができます。

01

設計・開発ツールに加えて、テスト、運用をカバーするツールを一式ご提供いたします。

02

自動アップデート機能によりアプリケーションは自動的に配布・更新されます。また運用管理ツールによって集中管理ができるので、各端末がどういう状態にあるか離れた場所から確認できます。

03

多くの種類のバーコード読み取りに対応し、対応機種よってはマルチスキャン(一括読み取り)も可能です。

04

OCR機能により、カメラで読み取った画像からテキスト部分を認識して文字データに変換します。これによって入力作業の手間を大幅に削減できます(OCR対応機種に限ります)。

05

豊富なコンポーネントを用意しており、表現力が高く操作しやすいリッチな画面を実現できます。

06

HTTPSプロトコルによって通信内容は常に暗号化されます。 ファイアウォールを設置している企業様にとっても導入が容易です。

07

サーバーとの通信は高速に行われますので、ストレスを感じさせません。またネットワーク設備が無い場所でも利用できるオフライン機能を備えています。

08

周辺機器として数多くのバーコードプリンタや外部スキャナを接続できます。スマートグラスやスマートカードなど、近年登場した新しいデバイスにも対応しております。

複数拠点集中管理

HaiSurf3はWebアプリケーションの為、複数拠点の倉庫を集中管理できます。
1台のサーバで200台のハンディターミナルの接続実績があり、20以上の倉庫を管理している
事例もあります。標準で日本語・英語・中国語の3か国語にも対応。海外拠点での運用も可能です。
本部・データセンターが海外側にあっても一括集中管理が可能です。

クラウド環境対応

HaiSurf3はクラウド環境での構築も可能です。
AmazonのAWSにサーバを設置した事例もあります。

HaiSurf3

HaiSurf 3 活用シーン

HaiSurf3

ハンディターミナルやスマートフォン、タブレット以外にも、
据え置き型の車載専用端末をフォークリフトやトラックなどに設置して活用している事例もございます。

導入のメリット

01 開発コストの削減

  • デザイナーツールの利用により、開発コストを大幅に削減できます。
  • 既に稼働中のシステムなど、外部システムとの連携を容易に行うことができます。
  • 端末とサーバー間の通信はシーケンス管理によって二重送信を防ぐなど、開発の生産性を上げる仕組みを備えています。

02 運用コストの削減

  • ひとつのアプリケーションで複数の機種を混在させた運用が可能です。このため端末故障時の代替機利用や、端末入れ替えの際には柔軟な対応が可能となります。
  • 端末上のリソースを自動的に配布する仕組みを持っており、初回の導入作業は極めて容易です。またアプリケーションを改修したときには、短時間ですべての端末に配布できます。
  • 監視ツールにより、サーバに接続したPCから端末の状況をモニタリングすることができます。

03 操作ミスの軽減

  • 文字とイメージの組み合わせによリ、表現力豊かな画面を表示することができます。
  • サウンドやバイブレーション、LEDを連携させて、より分かりやすい操作性を実現できます。
  • サーバ側からメッセージをプッシュ通知する仕組みを持っています。

HaiSurf 3 の製品構成

製品種類 製品名 説明
基本モジュール ★HaiSurf3 サーバ APサーバ上で動作するHaiSurf3本体です。
★SSWind3 クライアント モバイル端末上で動作するHaiSurf3アプリケーション専用プラットホームです。
開発ツール ★HaiSurf3 Designer 画面作成やイベント定義など、アプリケーションの設計・開発を行う開発ツールです。
SSWind3 Simulator アプリケーションをPC上でシミュレーションするツールです。端末本体を使わずに動作確認が可能です。
SSWind3 Simulator
Launcher
負荷試験を行うためのツールです。
SSWind3 Simulator を指定した数だけ実行し、応答時間の測定などパフォーマンステストを行うことができます。
運用管理ツール Mobile Manager モバイル端末の状況をPC上で把握できるツールです。端末の画面をリアルタイムに表示し、操作も可能です。
HaiSurf Terminal
Management
稼働しているすべてのモバイル端末について、メモリやバッテリーの状態、電波状況などを一覧表示するツールです。
オプション機能 HaiSurf3
作業ログオプション
端末における発生イベントや作業内容、処理データを記録するオプション機能です。収集したログデータによって作業者の生産性を分析したり、業務改善のKPIに使用するなどの活用方法が考えられます。
HaiSurf Converter HaiSurf2の画面定義やイベント定義などのリソースを、 HaiSurf3用に変換するためのツールです。

各製品には以下のドキュメントが付属します。
●インストール手順書 ●オンライン・オフラインアプリケーション開発マニュアル ●操作ガイド ●各種 XML の仕様書

★印が付いている製品は基本パッケージで、その他はオプション製品となります。
製品価格につきましては弊社営業部にお尋ねください。

HaiSurf3 のしくみ

開発時

01HaiSurf3 Designerを用いて、Event定義 ファイルと画面定義ファイルを作ります。

02Event 定義ファイルには、データベースへのアクセスや画面の書き換えなどの業務処理を記述します。

実行時

01端末からサーバに向けて HTTP(またはHTTPS)リクエストを送信します。

02サーバ側ではイベント定義に基づいた処理を行って画面情報を生成し、レスポンスを返信します。

HaiSurf3

機能・特性

アプリケーションの例

HaiSurf3

iOS向けHaiSurf3デモアプリのご案内

SSWind3(HaiSurf3クライアントアプリケーション)はApp Storeから無料でダウンロードできます。何も設定することなく、すぐに HaiSurf3 デモ環境へ接続してお試しいただけます。

HaiSurf3

HaiSurf3 動作環境

サーバ機 推奨スペック

CPU オペレーティングシステムの推奨スペックに依存します。
※HaiSurf3特有のシステム要件はございません。
メモリ アプリケーションの規模に応じて、APサーバーのヒープ領域に最低512MB~2GB程度が必要となります。
空きディスク容量 HaiSurf3が使用する容量は100MB以下です。
アプリケーションの規模に応じて適切なサイズをご用意ください。

動作環境一覧

OS Java7 以降が動作するもの Windows Server 2008 32bit/64bit
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012 32bit/64bit
Windows Server 2012 R2
Windows Server 2016
Linux
その他
※仮想環境でも問題なく動作します
APサーバー JavaEE6 準拠 Tomcat7以降
WebLogic12c
その他
DBサーバー JDBC 接続が可能なもの SQL Server
Oracle
MySQL
Sybase
その他

※Java のバージョンと各サーバーの要件を満たしていれば、OSの種類は問いません。

HaiSurf3とは~

HaiSurf3機能紹介(一部)

HaiSurf3 HaiSurf3

HaiSurf3導入効果

No HaiSurf3導入効果 お客様 開発/運用会社様
1 開発コストダウン
2 開発コストダウン
3 システム開発効率化
4 動作確認 効率化
5 設定操作の効率化
6 負荷テスト効率化

※アプリケーションの開発部分に視点に見た導入効果となります。

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