DS2200-HCシリーズは、ケア現場、検査室、薬局で使用される多くのバーコードの瞬時の正確なデコーディングを行います。ZebraならではのPRZMのソフトウェアデコードアルゴリズムを採用し、読み取りにくい質の悪いバーコードでも素晴らしい性能を発揮します。さらに、読み取り範囲が広いため、スキャナの位置を正確に定める必要がなく、ポイント＆クリックで手軽にスキャンできます。その結果、常に1回で読み取ることができ、医療スタッフは患者の安全とワークフローの効率が向上します。

汎用スキャナ製品とは違い、DS2200-HCシリーズは一般の消毒剤を使った定期的な消毒に耐えるよう設計された消毒対応筐体を採用しています。

スキャナのフィードバックは重要ですが、患者を配慮することも大切です。Zebraのダイレクトデコードインジケータは、静かにする必要のある環境において良好のデコードを示すためにバーコードを照射します。臨床医には医薬品、リストバンド、点滴静注バッグが適切にスキャンされたかどうかが瞬時に分かり、患者は大きなビープ音に起こされる心配がありません。

画期的な照準ラインにより、臨床医は適切な距離からバーコードをスキャンできます。

14時間使用可能なバッテリを搭載したコードレスDS2278-HC スキャナなら常に使用できます。シフト中にバッテリを充電する無駄な手間がありません。

検査室や薬局では、ハンドヘルドスキャナの方がやりやすい作業とハンズフリースキャナの方がやりやすい作業の両方があります。DS2200-HCシリーズならスキャンモードを素早く簡単に切り替えできます。スキャナをオプションのプレゼンテーションスタンドに置くだけでハンズフリーモードに自動で切り替わり、ハンドヘルドモードにしたい場合はスキャナをスタンドから手に取るだけです。

コードレスDS2278-HCは、マイクロUSBケーブルを用いて、ホストまたは壁のコンセントに接続されたUSB充電器に接続するとわずか1時間で充電できます。プレゼンテーションクレードルはハンズフリースキャンを実現し、DS2278-HCをわずか4時間で充電できます。プレゼンテーションクレードルは使用中にバッテリを充電するので、充電中もスキャナを使用し続けることができます。また、プレゼンテーションクレードルには別の電源が不要で、充電は医療用カートで直接行われます。

あらかじめ設定済みのため、そのまますぐに使用可能

DS2200-HCシリーズのセットアップはいたって簡単。即使用可能なこのスキャナは毎日使用する医療アプリケーション向けに構成されており、自動ホスト検出ケーブルが最適なホストインターフェースを自動で選択します。スキャナを接続するだけで、すぐに使えます。

世界のどこでも導入可能

97種類以上の国際キーボードに対応したDS2200-HCシリーズは、世界中どこでも容易にセットアップが可能です。

簡単に設定をカスタマイズできる123Scan

123Scanは直感的で初めてのユーザーも簡単に使えます。123Scanを使用すると、簡単に設定バーコードを作成してスキャナをプログラムしたり、ファームウェアのアップデートや大量のデバイスのステージングを容易に行うことができます。

地球上で最も簡単なペアリング

業界初のZebraのScan to Connectテクノロジーは、1回スキャンするだけでコードレスDS2278-HCとBluetooth対応PC、タブレット、スマートフォンのペアリングを可能にします。

簡単に導入できるタブレットベースのEMRアプリケーション

DS2200-HCシリーズは、高品質のスキャンをタブレットベースのEMR（電子カルテ）アプリケーションに追加するのに必要なあらゆる機能を提供します。マイクロUSBケーブルはクレードルに代わる低コストの充電オプションです。また、簡素化されたアプリ開発ツールを使用すると、タブレットからDS2200-HCシリーズの構成とアップデートが簡単にできます。

Bluetoothの妨害を防止するZebraの特有Wi-Fiフレンドリーモード

Zebraのみが提供するWi-Fiフレンドリーモードは、コードレスDS2278-HCスキャナーがWi-Fiネットワークが共有しているチャネルで動作しないようにし、介護者、臨床医、患者、および訪問者のWi-Fiネットワークパフォーマンスを保護します。

長寿命のバッテリと充電システム

コードレスのDS2278-HCに内蔵の2400mAhリチウムイオンバッテリは長寿命で、スキャナのライフサイクル中に交換する必要はありません。総所有コストを削減し、予備バッテリの購入や管理の必要性を排除して毎日の管理を簡素化します。さらに、耐腐食性に配慮した充電接点の位置が特徴の充電クレードルとZebra独自のConnect+ ContactTechnologyを組み合わせたDS2278-HCは、スキャナの全ライフサイクルにおいて信頼性の高い充電を実現します。

スマートフォン、タブレット、PCからスキャナを管理

ビープ音、LED、シンボル体系設定の管理、スキャンしたバーコードデータの表示、モデル番号やシリアル番号などの情報へのアクセスがWindows、Android、iOSホストから簡単にできます。

管理／アプリケーション開発ニーズに対応するコストのかからないツール

異なるロケーションにスキャナがある場合は、SMS（スキャナ管理サービス）アプリケーションですべてをリモート管理できます。この無償のツールは、ホストにプラグインされたDS2200-HCシリーズのファームウェアの構成とアップデートが簡単にできます。デポでのステージングやユーザーのアクションは不要です。カスタムスキャンアプリケーションが必要な場合は、ZebraのスキャナSDK（ソフトウェア開発キット）は、Windows、Android、iOS、Linux用の文書、ドライバ、テストユーティリティ、サンプルソースコードなど、必要なもの全てを提供します。

スキャン体験全体を簡素化

ハードウェアは、スキャナの価値を最大限に生かすための一条件にすぎません。DataCapture DNA搭載DS2200-HCシリーズは、独自の開発、管理、可視性、生産性ツールを統合したデバイスです。Zebraの50年に及ぶ技術革新を有効活用するDataCapture DNAは、TCO（総所有コスト）を低減し、毎日より多くの業務を達成できるよう助ける強力なツールへとZebraスキャナを変えます。開発ツールが開発サイクルを短縮し、管理ツールがあらゆるサイズのスキャナの導入を劇的に簡素化します。可視化ツールがスキャナを常時稼働するのに必要なリモート分析を提供します。

さらに、タスクを効率化するイノベーションで新たな生産性レベルへ到達できます。