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Code39

Code39は、1974年インターメック社が開発したバーコードシンボルで、1994年にJIS-X-0503として規格化され、1999年に ISO/IEC16388として規格化されている。英数字が使用でき、誤読が少なく信頼性が高いことから、主に産業分野の作業指示票や現品ラベルに使用されている。Code39の名称は、シンボルキャラクタが9本のエレメントで構成され、その中の3本が太バーになっていることに由来している。したがって、海外ではCode 3 of 9と呼ばれることがある。

米国では、1981年に米国国防総省が軍事物資管理の公式シンボルといてCode39を逸早く採用した。続いて、1984年に米国自動車工業会(AIAG)が標準化し、つづいて米国電子工業会(EIA)も標準化をした。

日本では、1988年、(財)日本電子機械工業会EIAJ(現在の(財)日本電子情報技術産業協会JEITA)は、米国の電子工業会EIAを基本にして Code39の製品ラベルと出荷ラベルを標準化した。(社)日本自動車工業会もカンバンで標準化した。(社)鉄鋼倶楽部は、米国の自動車工業会AIAGを基本にしてCode39の製品ラベルと出荷ラベルを標準化した。また、ガスボンベのボンベ番号にもCode39が業界標準になっている。

特徴

  • キャラクタセットは、数字(0から9)、記号(-、.、スペース、$、/、+、%)、英字(AからZ)、スタート/ストップ コード(*)です。

  • シンボルキャラクタは、5本のバーとそれに挟まれた4本のスペースで構成され、内3本が太いバーあるいは太いスペースです。スタート/ストップ コードは、”*”が使用されます。キャラクタ間にスペースが入るディスクリート型です。

  • スタート/ストップ コードは、共に”*”を用います。

  • 自己チェック機能が有ります。

  • チェックデジットは、モジュラス43を使用します。

寸法

  • 最少エレ<塔g幅(X)は、USS-CODE39または、JIS-X-0503の規格では0.191mmです。

  • 細太エレメント比は、X<=0.508のとき1:2.2から3.0で、X>0.508のとき1:2.0から3.0が好ましいとされています。

  • キャラクタ間ギャップの最少値はX-t(t許容誤差)で、最大値はX<0.25のとき5.3Xで、X>=0.25のとき3Xまたは、1.35mmの大きい方の値です。

  • クワイエットゾーンの最少値は、10Xまたは2.54mmの大きい方の値です。手動走査の場合、6.35mm以上が好ましいとされています。

  • エレメントの高さの最小値は、5mmまたはシンボル全長の15%の大きい方の値です。

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